飛脚が生んだ三島の食遺産

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激塩嗜好~その①~

”大人のおもちゃ”としてBikeに熱中する男女が増えているらしい。Bikeと言っても、エンジンはついてない、自転車のほうね。所謂ロードバイクってヤツだ。という自分もMy Bikeをホノルルに持ち込んで、レースを楽しんだりしている。

ロードバイクのレースのカテゴリーで、ヒルクライムって競技があるのはご存知だろうか?坂道を自転車で登るだけなんで、まあ一般人には理解不能な、変態行為にしか見えないと思うけど・・・。関東近郊だと、伊豆・箱根あたりで練習する姿をチラホラ見かけるんじゃないだろうか。そしてそのまま箱根の山を越えると、旧東海道で静岡側の最初の宿場町、三島に到着する。

箱根を越え、最初に変態チャリンコ軍団が集積する街なんで、ヤバイ感じの文化が育まれてるんじゃないかと思ったら、ビンゴ!ありましたよ、やばいヤツが。三島で食事するとそれは体験できます。写真見て、”B級グルメだろ・・・”と思った人は大間違い。B級グルメは今じゃ市民権を得てるけど、三島のそれは全くコンセプトが違う。歴史に裏付けされた、食の嗜好がそこにはあるんですよ。

簡単に表現すると、それは激塩嗜好とでも申しましょうか。三島の老舗飲食店何店舗かに行くと、必ず異常なショッパさの料理が何品かあって、まあ完全に塩分摂取過多で、健康に悪いことこの上なし! ”異常なショッパさをおかずに、白飯を流し込む。”って感じのスタイルね。 ガテン系の大盛り文化を超越した、アスリート向けのナトリウム摂取に近いかも。そして現在、チャリンコ変態軍団にナトリウムと炭水化物を提供し、需給バランスが均衡している。

何で激塩文化が育まれたのかは謎だけど、恐らく明治以前の飛脚が活躍した時代、ヒルクライムの先駆けである彼らに、今と同じようにナトリウムと炭水化物を提供し、食の嗜好として定着したんだろうね。まあ健康志向の現在、絶滅する運命にあることは間違いなさそうなんで、今のウチに三島の食遺産、激塩嗜好を是非ご堪能あれ。

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平山雅一

株式会社BFT 代表取締役

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激塩嗜好~その②~