意外な我が国の食料自給率100%品目

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柏市の畑に育つ青梗菜

我が国の食料自給率について話題になることがここ数年増えた。そんな中、え~!これって輸入にたよっていたの?と記事を読むたびに以外に思うものも多い。 和食に使われる野菜ですら輸入に頼るものもある中、今日は意外な自給率100%野菜を紹介したい。中国野菜である青梗菜(ちんげんさい)だ。

え~中国野菜なのに?

この青梗菜、日本で初めて栽培を始めたのが千葉県柏市であることをご存じだろうか。千葉県柏市在住の私が、柏自慢の一つをご紹介したい。

一 人の情熱あふれる料理人が柏にいたことからすべてが始まる。 「コックは中国から連れて来ることができても、新鮮な中国野菜はもってこれないんだ」。当時は今ほど流通が発達していたなかったのだろう。日本でもすでにいくつかの中国野菜の栽培者はいたが、それでもまだ中国野菜の入手は容易ではなかった。困った店主は、二十数年前に、柏で友人と共同で青梗菜と黄ニラの栽培をはじめた。みずみずしいとりたての野菜をつかった料理は大評判となり柏市に愛されていった。うまい料理を求めて横浜等からわざわざ足を運ぶ人までいたようだ。 市内のあちこちに、青梗菜の畑が広がっている。その店が柏で青梗菜の栽培を始めたことがきっかけとなり、今では青梗菜は柏市の特産品だ。市内の道の駅などでも新鮮な柏の青梗菜を買うことができる。青々としたそれを見ているだけ で、食いしん坊の私は自然に喉をごくりとならしてしまう。 甘くやわらかな青梗菜は栄養たっぷりで冬の間のビタミン源にぴったり。クリーム煮にしても、オイスターソースで炒めてもいける。カニ肉を混ぜたとろみソー スで味付けしたものも絶品。これからは鍋料理にも大活躍しそうだ。

そして、2013年、諸事情から長いこと閉店していたその中国料理店、「知味斎」が柏に復活した。柏でまた一つ、寄り道したい場所が増えた。

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程田幸子
ダイアモンドメディカル 代表 /パーティーロール寿司協会 代表
日本宝石特許鑑定協会 宝石鑑定士

千葉県柏市在住。体を壊したことをきっかけに、食事についての勉強(千葉県調理師免許、食育指導員)や、健康についての勉強をはじめる。現在は健康的な食事の普及、未病の発見のためのケアをおこなっている。

趣味:ピクニック、散歩

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「知味斎」の青梗菜炒め