深い静けさを感じられる島-女島(大分県姫島村)

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島から①

古事記の「国産み」においてはイザナギとイザナミが最初に8つの島(大八洲)を産んだ後、 続けて6島を産んだとされる。この6島のうち4番目に産んだのが女島(天一根)、すなわち現在の姫島とされる。

姫島は羽田空港から約2時間30分。1時間半のフライトのあと大分空港をから車で40分程度でフェリー乗り場。 フェリーに揺られること20分で到着。

到着後、宿まで歩いて5分。その間に必要性のない不自然な信号を横目に宿へ到着。 仕事とはいえせっかく来たのだから夜の会食までの時間を利用し1時間程度観光を。。 とはいえ私たちはノープラン、図々しくも宿泊予定の安西旅館の若女将に車を貸してほしいと依頼したところ亭主が島を案内するので車に乗ってくださいと・・・。 私たちは少しだけ恐縮しながらご厚意に甘えさせていただくことに。

車に乗り、まもなく先ほどの不自然な信号へ、亭主によると「この信号は小学生用の社会教育のため」とのこと、 「(こんなところに)信号が!!」と驚きつつこの後どんなものが見れるんだろうと少し期待をしながら出発。

とはいっても事前に期待値を膨らましすぎないように言うとすれば、観光をして感激するほどのものは特にない。 ただ感性によるところだが不思議な島の空気感というのは伝わってくる。

昭和二十五年に瀬戸内海国立公園に指定されており、伝説の島といわれる姫島には、お姫様にまつわるものなど 数多くの言い伝えがあり、姫島七不思議として語り継がれている。 今回はその七不思議の一部を説明していただきながらら周っていただいた。

詳細:http://www.himeshima.jp/kanko/tourist/seven/index.html

地味な感動 :かねつけ石(かねつけいし別名おはぐろ石)

千人堂から村の七不思議を聞きながらたどりついたかねつけ石。 ここは日本書紀に登場する比売語曽(ひめこそ)姫がお歯黒をつけた場所であり、この石に猪口と筆を置いた跡が窪みになって残っているという。 「見つからない、猪口と筆を置いた跡が見つからない」、、砂を手で払うとひっそりと猪口と筆を置いた跡が。 このひっそり感が創造力を掻き立てるのだろう。

騙されたまずい水:拍子水(ひょうしみず別名をおはぐろ水)

比売語曽姫がお歯黒をつけた後に口をすすぐ水がなかったので、 手拍子を打って祈ったところ、岩の間から湧き出してきた水であると伝えられる。 「身体にいいから飲んでみなよ」との言葉に茶色いを水を一口、ってこれ鉄じゃないの・・・。 吐き出すわけにもいかず飲み込んだはいいが、夕飯まで口の中が鉄くさい。それもそのはず炭酸水素冷鉱泉で、 この鉱泉を利用した拍子水温泉があるとのこと。飲むんじゃなくて温泉につかりたかった。残念ながら定休日で 願いかなわず次へ持越し・・・。

そんなこんなで、あっという間に夕食へ。 大分県の食事は全般的に美味しい。出張の唯一の楽しみである「食」の満足度が高い!! 目的の会食も美味しい料理のおかげもあり盛り上がり、気が付くと23時をまわっていました。

明日も早い、旅館へもどるため外にでるとこの島には誰もいないのではないかと思うほどの静けさ、 こんなに深い静けさを感じたのはいつぶりだろう。 お風呂に入り就寝、疲れも手伝ってか深い静けさの中で旅先では珍しくすっと落ちるように眠りにつき すっきりとした朝を迎えた。

島の空気を吸い、不思議な雰囲気に包まれ、深い眠りにつける姫島、 アサギマダラ(渡りをする優雅な蝶)の休息地でもある姫島、南の地から飛来するのは6月ごろとのこと、 今度は一緒に休息しに来たいものです

※今回は旅館料理ではなく近くの姫の屋さんにて会食。 お刺身がおいしいのは期待通りだが、料理がすべてダイナミック。

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島から②
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かねつけ石
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拍子水
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カレイのお刺身、やっぱり縁側から食べられていったが6名での会食でしたが食べきれないほど
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車海老の踊り食い、ぷりぷりの食感と、甘みも感じる一品、更に車海老の塩焼きへと
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最後におめでたい料理として出していただいたのが「鯛麺」、鯛のだしがしっかりでているのも そうだが、大分産カボスを少し絞るとさっぱりした味わいになりこれもまた最高の一品